造粒とは

プラスチック工業における造粒とは、プラスチック原料に最終製品の用途に応じて各種添加材を加え、加熱、溶融混連などの工程を行うことにより原料に最適な物性を与え、適当な押出し機構によりダイスノズルより溶融プラスチックを圧力押し出し成形する工程です。造粒前のプラスチック原料の形状は、原料の種類および重合方法によって異なりますが、一般的には粉末状(ビーズ状、フレーク状を含む)、溶融状の2種類に分けることができます。これらの原料はこのままでは各種の二次加工成形機にかけることはできません。そのため以下を目的として造粒工程によりペレット化されるのです。

 

1.作業をしやすくする

ペレット化することによって見かけ比重を増大し取り扱い、計量輸送、貯蔵などの作業性が容易になります。

2.異物の除去

プラスチック原料に含まれる揮発性成分、重合時の触媒残渣や外部より混入した異物などをペレット化する際に取り除くことができます。

3.不安定現象の防止

二次加工成形機において、粉末状原料にみられるような空気、揮発性成分によるサージングなどの不安定現象が防止でき、原料の供給が安定し、成形能力の向上を図ることができます。

4.原料の改質

酸化防止剤などの各種添加剤の場合、分散を行うことにより、プラスチック原料の改質が図れる。

【ペレットの一例】

peret.jpg

製品トップへ