第Ⅰ章
日本製鋼所のシゴト
JSWの
ビジネスフィールド
JSWは、樹脂機械製品、プラスチック加工機械を核に多様な製品を擁する「産業機械事業」と、
発電用ローターシャフトなどのインフラ系の製品を中心とする「素形材エンジニアリング事業」の2つを柱に、
社会の最先端のニーズに応えるものづくり企業です。
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はじまりは、海外との
先駆的ジョイントベンチャー。北海道炭礦汽船株式会社と英国アームストロング・ウイットウォース会社、ビッカース会社の3社共同出資により設立。本社及び工場を北海道室蘭に。兵器の国産化という課題を解決する国家的事業としてスタートし、素形材と機械製品の技術・技能を高めていきました。
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優れた鋼づくりの技術を、
一般産業に向けて。戦後は兵器製造により培った技術・技能を活かして民需へ転換。
発電/化学工業/製鉄/造船などの分野へ事業を展開し、
民生企業としての基盤を固めていきます。
また、高度成長期へと至る時代のニーズを的確に見抜き、海外から最新技術を導入して射出成形機の製造・販売を開始するなど、
高い先見力で現在のプラスチック総合加工機械メーカーとしての礎を築きました。 -
素材とメカトロニクスの
総合企業として
産業のあらゆる領域へ。高度成長期には、長年にわたり蓄積してきた鍛造・溶接技術が国内はもとより海外においても高く評価されるようになりました。クラッド鋼管の需要伸長や石油精製圧力容器の海外展開が拡大するとともに、特殊鍛練法を開発して原子力圧力容器部材の一体鍛造に世界で初めて成功するなど、高い独創技術を確立し世界の発電インフラ向け受注を拡大させていきました。
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産業機械事業を成長の牽引役に、
新たなJSW像の確立へ。ICTの普及などにより産業構造が変化するなか、
大型造粒機や二軸混練押出機、フィルム・シート製造装置や射出成形機をはじめとする樹脂機械が大きく伸長し高い市場シェアを獲得しています。産業機械事業を成長の牽引役に、世界トップのプラスチック総合加工機械メーカーとしてさらに大きく飛躍しようとしています。
第Ⅱ章
日本製鋼所のものづくり
Core Competence
JSWグループの
コア・コンピタンス
当社グループは、「プラスチック」 加工機械の開発においては、装置内で素材を「溶かす」、均一に「混ぜる」、求められる形に「固める」技術をベースとし、これに「機械要素技術」・「精密制御技術」を加えて、広範な業種にわたる顧客の多種多様なニーズに応えて来ました。
結晶材料においても、容器内で原材料を「溶かす」、「固める」技術に「精密制御技術」を加えて、良質で用途が多岐にわたる結晶を製造して来ました。
当社グループは、これらの「溶かす」「混ぜる」「固める」技術と「機械要素技術」「精密制御技術」というコア・コンピタンスをより一層磨き、社会課題を解決する産業機械と新素材を開発・実装する「Value Creation Process(価値創造プロセス)」により、社会価値の創出と持続的な企業価値の向上を同時に実現していきます。
JSWグループのコア・コンピタンス
当社グループは、コア・コンピタンスをより一層磨き、
社会課題を解決する産業機械と新素材を開発し、
世界に供給することにより社会価値の創出と持続的な企業価値の向上を同時に実現していきます。
ものづくりNo.1
グローバル企業への
道を支える
生産拠点
JSWが誇る最新鋭の設備を備えた生産拠点では、
今日も多くのスペシャリストたちが技術革新への挑戦を続けています。
究めるのは、お客さまの信頼に応える世界トップレベルの「品質」。
技術No.1へのこだわりこそが、JSWのプロダクト・マインドです。
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室蘭
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横浜
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名古屋
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広島
プラスチック総合加工機械メーカーとして培ってきた技術力を進化させ、
持続可能な社会の発展のために対処すべき課題を解決するため
社会のあらゆる領域で不可欠なものづくりを支え続けます。
ものづくりの
DNAを受け継ぎ、
ものづくりを支える人財。
優れた製品を生み出すために最も不可欠なのは、機械でもシステムでもなく、
創業から110余年受け継がれてきたものづくりのDNAを持つ「人財」に他なりません。
JSWの生産現場では日々、革新技術やより良い製品づくりに情熱を傾ける
多くのスペシャリストが活躍しています。
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技
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製造
ものづくりに欠かせない現場力。
各製作所ではものづくりの原点である技術技能が着実に伝承されています。 -
知
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設計、工程管理
顧客要求を確実に工場へ伝え、高い品質の製品を効率的に安く生産することを実現します。
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精
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検査
経験に裏付けされた確かな目は機械では気づかない僅かな変化も見逃しません。
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質
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品質管理
僅かな差が製品品質に影響します。
最後まで徹底して貫く品質管理体制が顧客の満足を生み出します。 -
挑
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研究開発
絶えず変化する企業や時代のニーズを捉え未来への挑戦を支える礎を築いています。
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繋
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営業
顧客の窓口となり、ニーズを把握。
顧客に寄り添う姿勢が信頼につながります。
第Ⅲ章
日本製鋼所のミライ
社会課題を解決する産業機械と
新素材の開発・実装を通じて
全てのステークホルダーに貢献してまいります。
JSWグループは、現在取り組んでいる社会課題の解決に留まらず、
様々な社会課題を解決する産業機械と新たな素材を開発し、世の中に提供することを通じて、
将来にわたって全てのステークホルダーに貢献する存在であり続けることを目指しています。
今後期待される
成長領域
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Mobility
モビリティ
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Energy
エネルギー
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Information Communication & Electronics
情報通信・
エレクトロニクス -
Life & Home Appliance
生活・家電
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Medical & Nursing Care
医療・介護
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Safety & Security
安全・安心
Material Revolution®
「Material Revolution®」の力で世界を持続可能で豊かにします。
当社グループはこれまで、素材を革新し続け、
社会課題を解決してきました。
これからも素材を革新する技術をより一層磨き、
社会課題を解決する存在であり続けます。
JSWのさらに詳しい情報については
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