物理発泡成形機

物理発泡とは

N2CO2を溶融樹脂と混合し金型内へ射出、樹脂中のガスによって成形品の内部に微細な気泡を形成することで製品の軽量化や反り・ヒケの改善ができます。

発泡射出成形の手段として化学発泡剤によるものがあり、標準の射出成形機にシャットオフノズルを取り付けるだけで使用できる簡便さと導入費用の低さから国内では主流です。

しかし、近年は化学発泡剤の分解残渣による環境への影響や、リサイクル材の使用が難しいことから物理発泡への切り替えが進んでいます。

物理発泡射出成形は幅広い樹脂に適用でき、分解残渣の問題もなく、ランニングコストも化学発泡剤と比べて低くなります。

物理発泡射出成形の工法としてマサチューセッツ工科大学で開発された「MuCell®」と、マクセル株式会社と京都大学が開発した「RIC-FOAM」があります。

当社では上記工法に独自のスクリュ技術を組み合わせた物理発泡射出成形機として「MuCell®成形機」と「SOFIT成形機」を販売しています。

 

MuCell®」技術の使用には、SCF供給装置の購入契約が必要となります。

詳細につきましては、トレクセルジャパン株式会社(東京都品川区大崎1-6-4Tel03-6417-0072)までご連絡をお願いいたします。

 

事例

事例1:ソリの改善

事例2:微細な発泡層

事例3:マニホールドガスケット

  • DuPont製 33%ガラス繊維入りナイロン66
  • 公称肉厚2.9mm 薄肉部0.76mm
  • サイクルタイム短縮(MuCell®成形は固化時間を66%短縮)
    従来:18秒
    MuCell®:6秒
  • 型締力低減(73%低減)
    従来成形:150Tons
    MuCell®成形:40Tons
  • 軽量化
    各種プロセスにより5~20%軽量化

事例4:ICトレイ

ICトレイの性能を維持し軽量化10%とそりを低減15%カーボン入りPP

Solid

MuCell®

関連リンク